新潮社から新書を出版します

1本5000円のレンコンがバカ売れする理由

始めまして、野口憲一と申します。 この度、新潮社から新書を出版することになりました。 『一本5000円のレンコンがバカ売れする理由』 4月17日から全国の書店で発売されます。 それこそバカげたタイトルだと不愉快に思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、本書は野口農園の経営自慢についての本ではありません。また、農業経営の方法論や小手先のブランド論だけについて論じた本でもありません(もちろん、そういった読み方も可能です)。  

それでは僕は何のためにこの本を書いたのか。それは、民俗学者(社会学者)として、そして農業に携わる者として、代々農業に携わってきた農家の方々に、「どうしても伝えたいこと」があったからです。  

僕は、ここ6年間、民俗学者と農業者という「二刀流」を駆使して「1本5000円レンコン」を「バカ売れ」する商材へと作り上げるために命を懸けてきました。このことは既に各種取材などを通してご案内している通りです。  

野口農園の代名詞となった「1本5000円レンコン」は、普通のレンコンの約5倍程度の価格設定です。それでは、どうしてこのような常識外れのことができるようになったのか。そして「しなければならなかった」のか。本書ではこのことに迫ります。  

本書は、代々レンコンを作り続けてきた農家の長男として生まれた僕が、民俗学を学び、農業の「価値」を見つけるために走り続けてきたことの記録と言っても良いかもしれません。  

特に、ご両親から農業(あるいはその他の事業)を継承された方、そして経営に悩まれている方に手に取っていただきたいと思っています。